時間は毎日等しく24時間振り込まれることを書きました。
毎日、きちんと24時間、1440分も受けっているのに、なぜかあっという間に夕方になり、夜になる。時間ってお金と同じく、使った実感はないのに、なくなってしまいます。
そして、時間の場合はお金と違い貯めたり借りたりできないことです。しかし、お金と同じく時間も用途を明確にすることにより、使い道を改善することができます。
そのために時間の家計簿をつけることをお勧めします。
スマホで時間の家計簿をつけてみよう
アプリはなんでもOK!まずは記録することを習慣にする
どんなアプリを使ったら良いか考える時間が無駄ですので、もしiPhoneを使っているなら純正のメモアプリにひたすら行動を記録していきましょう。
自分がわかりさえすれば良いので、複雑なことを書く必要はありません。しかし、全ての記録をとり続けることが大事です。
例えば、朝起きてから出社するまでのこと。会社のデスクに到達するまでの時間なども記録しましょう。
わたしは会社に着いてから、何をしたかもメモしていますが、最初はそこまでしなくても良いと思います。次に退社時にタイムカードを切ったら、そこから帰宅するまでどれくらいの時間がかかるかも記録しましょう。
帰宅後も、お風呂の時間やスマホを眺めていた時間。掃除や洗濯に使った時間、料理や食事の時間など、それぞれ記録しておきます。
スマホがなくても記録は取れる
スマホが苦手だという人はスケジュール帳やメモ、さらにはコピー用紙を使っても構いません。大事なのは記録を取ることです。
分単位で正確に記録を取れれば良いのですが、それが無理なら大体の時刻で構わないので、とにかく書くことに注意を集中しましょう。
1週間も続ければ、だいたいの時間を把握できるはずです。
記録を分析してスケジュールを見直す
記録を続けると、何にどれほどの時間を使っているかわかってきます。そして、自分が見積もった時間よりも時間がかかるものや、思っていたよりも時間がかからないことなどが見えてきます。
起床してから出社までに必要な事柄が、何で、それぞれどの程度の時間がかかるかがわかっているだけで、時間を有効に使えるようになります。
例えば、起床・ベッドメイク・ひげ剃り・洗顔・シャワー・朝食・歯磨き・ヘアメイキングに合計平均70分かかるとわかっていれば、計画を無駄なくたてることができます。
9時に家を出ようと思うなら、遅くとも7時50分に起きなければ間に合いません。
そして、家のドアを開けて、会社のデスクに座るまで24分かかることがわかっていれば、9時に家をでれば、9時24分に会社へ着くという計算です。
もし9時が始業であるならば、家を8時30分にはでなければ間に合いませんし、そのために7時20分に起きなければ間に合いません。睡眠が7時間必要であれば、少なくとも12時20分にには眠る必要があり、そのために12時にはベッドに入らないとと予定を決定することができます。
つまり、記録をつけ分析することで、無駄を省くと同時に、手持ちの自由に使える時間も把握することができます。日頃のスケジュールを守りつつ、やりたかったことや気になっていることをする時間も見つけだすことができるでしょう。
時間記録をもとに、所要時間を計算しよう
自由に使える時間をコントロールしよう