Thing3の魅力は「できないと困る」ことがキチンとできて、できなくてもさほど困らないことがしっかりできないってことです。
今回Things3でできないことの「時間帯」の指定をご説明します。
この機能はあると便利そうですが、実際にはなくても困りません。
そしてThings3にできる「今日」と「今夜」という区別は控えめに言って最高の区分です。その理由も説明します。
Things3にリマインダーはあるが時間帯は設定できない
指定できるのは「日付」とリマインダーだけ

リマインダーは開始時間を警告するためにあります。
たとえば午後3時に電話すると約束している場合、2時58分くらいに電話番号と要件がセットになってリマインドしてくれると助かりますよね。
そのために設定するわけです。
また当然「何日」にそれを行うかも必要な情報です。
Things3で設定できるのはこれだけです。
例えば午後2時から3時まで会議にでるなどの指定は苦手
できないことはありませんが、特定の時間帯にとある作業をすることを指定するのは苦手というか、そもそもそういった用途にThings3は作られていません。
つまり「特定に時間帯にする作業」と「Todoやタスク」は別のものなので、Todoやタスクを管理するThings3に時間帯を設定するという機能を持たせないのは大正解です。
ある時間帯をある目的のために「キープ」することを「スケジュール」するといい、それはタスクやTodoを管理することとはまた別のお話となります。
スケジュールを管理するのに使うのはカレンダー

スケジュールを管理するために使うのはカレンダーです。例えば喫茶店でクライアントと会うとか、ZOOMの会議が予定されているとか、わたしの場合は日本語教師なので授業の予約が入っている場合、それはスケジュールとしてカレンダーへ記録すべきです。
そもそもTodoやタスク管理と、時間を切り売りすることはまったく別の問題です。
でもThings3なら「今日」と「今夜」という区分で作業を分割できる

このように「今日」という区切りの中に「今夜」という領域を作ることができます。
これがとっても便利です。
わたしはビジネスに関係することはすべて「今日」に設定し、プライベートに関係することは「今夜」に入れています。
こうすることでざっくりと仕分けすることで自分の仕事量を管理しているわけです。
タスク管理とスケジュール管理の違いを明確に
タスクやTodoを管理するうえで大切なのは「いつ(日付)」もしくは「いつ(日付)までに」それを行うかを管理するってことです。
もし時間帯を指定されている案件が発生しているなら、その時間帯をスケジュールとしてカレンダーに記録すると共に、その予定をこなすために関係するタスクを書き出す必要があります。
そのタスクはすべてThings3で管理できます。
この件についてはまた別の記事でご紹介したいと思います。