仕事用に支給されたMacが中国語版英数キーボードでまったく慣れません。
問題はほぼ人差し指と中指、薬指だけでタッチする癖のせいです。
日本語版のキーボードはリターンキーが大きいのですが、中国語版(恐らく英語版も)のリターンキーは横幅は長いものの、縦は他のキーと同じ高さなので、自分の癖ではリターンキーの上をタッチしてしまいます。
キーボードに始めて触れてから約30年、調整に挑戦する
キータッチがとてつもなく遅かった約30年前、当時のパソコンの先生から本を一冊渡されて「これから1時間、正確にこの記事をタイプするように」と言われました。
まだタイプ練習ソフトなどがなかった時代で、恐らく先生はすべての基本となるタイピングの技術を教えたかったのだと思います。
しかしタイピングに作法があるということは教えてくれませんでした。
結果自分流のタイピング技術が身についてしまったわけです。
もちろんタイピングが正確で、かつ速ければ問題ないのですが、それから30年後のわたしは中国語キーボードに苦戦する羽目になっていますので、自分流はダメですね。
調整方法は?
これは簡単です。違和感を感じながらも中国語キーボードを使うだけです。
打ち間違えれば、間違った結果が入力されます。
とくにリターンを押したつもりが「¥」を入力してしまうのが致命的なミスなわけでここだけ調整するだけで日本語キーボードとほぼ同程度のスピードまで戻るはずです。
それで「リターン」を小指でタイプするように注意しつつ、仕事では中国キーボードを強制的につかうことを試してみます。
ちなみにこの記事は中国語キーボードで入力していますが、すでに数え切れないほどタイプミスをしています。
しかし徐々に小指でリターンを押す癖が付きつつあるように思います。
弘法筆を選ばず
でもわたしは弘法大師ではない。
達人は道具を選ばないって良くいいますが、わたしは達人ではなく凡人です。
タイピング一つにしても環境が変わるだけでこれだけ違和感を感じるのですから、状況の変化に息苦しさを感じるのは当然でしょうね。
ただ少しのストレスをバネに調整することも可能です。
タイピング程度で大げさにと思われるかもしれませんが、40代後半になってまだ調整できる柔軟性があることを嬉しく思います。