中国生活アドバイザー、くまてつです。
ほとんどの方が検索にてこのブログにたどり着かれるのですが、ごくまれにわたしが中国で生活を始めたことを聞きつけて、ブログをチェックしてくださるということもありそうです。
友人の友人のさらに友人という方から、「あなたがくまてつさんですか。いつもブログ読んでいます。」などと言われると、恐縮するというよりは恐怖を感じます。
ブログで個人的なことも含めて公開していますので、わたしが実際にどんな人間かはご自由に判断していただくしかないのですが、ブログだけで変な人だと思われるのも嫌だなって思うわけです。
まあ、実際にはかなり変な人なので、その評価に間違いはないのですが。
さて、本題ですが・・・
最近、中国での生活を考えて計画しているものの、実際にのところ何をどうしたら良いのかよくわからないという方も多いようです。
それでブログの中で、中国で外国人として生活する方法についてもご紹介してみようと思います。
カテゴリーは「中国大陸での生活情報」にまとめていきますので、今後ご参考にしてください。
中国での生活を始めようと思うなら最初にしてほしいこと。
毎日、為替をチェックしてください。
ちなみに本日、2017年10月24日の午前では1人民元は17円です。
つまりあなたのお財布に入っている諭吉さんは586人民元、赤い毛沢東さん5枚と、緑の毛沢東さん1枚と、さらに茶色い毛沢東さん1枚と、加えて薄緑の毛沢東さん1枚に、紫っぽい毛沢東さん1枚と、緑の毛沢東さん3枚となります。
そうです。
中国のお札はすべて毛沢東さんの肖像入りです。
2015年9月ごろの為替は?
ちなみにわたしが中国へ引っ越したときの人民元レートは大体ですが、1人民元19.5円前後でした。
つまりざっくり言いますと、1万円は500元だったわけです。
それで、その頃と比べれば1万円の価値が中国では116%となったわけです。
このまま円安方向に進み、2015年と同じ程度まで進むと、価値は逆に85%へ減少するということになります。
当然ながら引っ越しにコストがかかります。
新生活を始めるために貯蓄をすると思うのですが、その価値は大きく変化することがあるって訳です。
中国での生活を始めるために必要なコストを5万元と計算したのであれば、今日であれば85万円あれば目標達成していると言えます。
しかしもし円安が進めばどうなりますか?
貯蓄をしつつ5万元の価値をもつ日本円を準備しようと思い85万円を設定したとしても、1元が19.5元となれば97.5万円が必要となるわけです。
でも言い換えれば1元が15元となれば、75万円で目標達成となります。
為替を意識すれば金銭的な準備がどれくらい達成したかがわかる
まだまだ貯金が必要だと思っていても、意外にも人民元で考えてみると準備できているなんてことが生じます。
日本円だけで考えていると、まだまだと思っていても目標を達成していたり、これで大丈夫とおもっても、両替してみると意外に少なかったなんてことが生じる訳です。
このようなミスやチャンスの見逃しを避けるためにも為替をチェックすることは大事です。
加えて為替に注意を向けることで国際情勢や景気の動向にも注意が向くようになりますので、一石二鳥です。
新生活を始めるための準備のすべてはお金ではない?
思った以上に初期コストがかかるのも事実
お金より大事なものがあることは重々承知していますが、物事を行う手段としてお金を使うというのは合理的で賢明な方法です。
時間や体力は場合によってはお金で買うことができますので、必要な準備をしておくことをおすすめします。
ここ中国でも地下鉄の駅や交通の便利の良い場所の家賃は高いです。
また買い物が便利とか、環境が良ければそれなりにお値段も上がります。
でも、移動に毎回30分かかるのか、それとも15分で済むのかは、積み重なれば大きな違いです。
費用をかけることができれば、時間も体力も節約できて、中国生活で行いたいことにより注意と時間を注ぐことができます。
お金以外の準備はシンプルライフを今から始めること
荷物を送るのも、管理するのもお金がかかります。
それで、シンプルライフを心がけるのも良い準備の方法です。
わたしが思うシンプルライフとは「必要なものを持つ」という生活スタイルです。
当然ですが、これは「不必要なものは持たない」ってことです。
必要、不必要という基準は人によって異なっているのでなんとも言えませんが、もし使っていないものがあれば処分をしたりすることをおすすめします。
わたしはヤフオクやフリーマーケットにてかなりのものを処分しましたが、結構な収入となり、新生活に役立てることができました。
また必要なものがあれば購入しておくこと、修理が必要なものがあれば前もってメンテナンスしておくこともおすすめします。
くまてつ的まとめ:お金はやっぱり大事です。
ありすぎるても困るお金。でもなさ過ぎるのも良くない。
多くのモノを持っていると、注意散漫になったり、失うのではという不安を感じますが、あまりにも持っていなのも同様にストレスの原因となります。
昔読んだ小説のなかで登場人物が「お金は良い!あれば嫌なやつに頭さげなくていいからな」なんて言っているのを読んで妙に納得したのを思い出します。
もちろん周りに嫌いな人がおらず、すべての人が味方してくれるのであればストレスはないと思いますが、受けるばかりではなく助ける側にも回りたいわけですから、それなりの準備をしておくのはいいことのはずです。
まずは手始めとして人民元の価値は推移に注意しておくのはいいことだと思いますよ。
くまてつでした。