
くまてつ@中国です。
10年の間、わたしの仕事着として活躍してくれているのがエディ・バウアーのチノパンです。
このチノパンを愛して止まない理由はひとつ前の記事で説明しましたので、そちらをご覧ください。
今回は、同じものを選び続けることで、恐らく600時間は節約できたと思う理由をご紹介します。
服を選ぶ煩わしさからの自由
究極のものぐさだけど、カッコもつけたい。
だから、自分に似合うと思うものを見つけたのであれば、それだけを着続ければ良いと気がついたのが約10年前でした。
ある本に、イギリスの投資家だったと思うのですが、彼のクローゼットには数着のダークスーツとシャツとタイ、そして数足の革靴だけだったと書いてありました。
その理由が、それだけあれば、人前に出ても問題ないというものでした。
確かに手入れされた同じスーツを着まわしていても、多くの人は気にもしません。
むしろシワがあったり、ほころんでいたり、古臭くなっていることのほうが問題になりそうです。
これに気がついてからは、毎日同じチノパンを履いています。
現在、同じ色、同じ型のチノパンが4本。
服選びにかかる時間は0分です。
上はボタンダウンシャツしか来ませんので、これも選ぶ時間は0分です。
恐らく毎日10分は節約できているはずです。
服を買う面倒臭さからも開放
この10年、ほぼ体型に変化はありません。
太り気味の体型を維持し続けています。
一時期、今より7キロほど痩せた時期がありましたが、その時はウエストが1サイズダウンしました。
今は元に戻ってしまいましたが、どのサイズが自分にちょうどよいのかを完全に把握しています。
メーカーが突然デザインの大幅変更でもしない限り大丈夫なはずです。
というわけで自分で買い物に行く必要すらありません。
そろそろズボンを買うかと思ったら、店に行き、同じものを2枚買うだけです。
家に帰って一番汚い2枚を捨てれば作業完了です。
ズボンが決まっているので、シャツも決まる。
白いチノパンにあうものしか買いません。
無地かストライプのボタンダウンシャツと決めていますので、これも楽です。
あと数枚のポロシャツも持っていますが、シャツのほうがお気に入りです。
買い物はとっても楽で、時間は取られません。
通販でも大丈夫なくらいです。
シャツが決まっているので、スーツも決まる。
スーツの着用が必要な場合もありますが、その際にも同じシャツを来ます。
ボタンダウンシャツを選ぶので、スーツも当然ボックスデザインのものとなります。
つまり、ブルックスブラザーズのスーツと決めているので、こっちも簡単です。
色はグレー、そしてストライプしか来ません。
さらにブレザーは紺に金ボタンって決めていますので、これも古くなったら自動的に同じものを買うだけです。
サイズを把握していて、股下も覚えているので試着すら不要です。
ネクタイはレジメンタルしか締めませんので、こちらも楽です。
つまりズボンが決まればワードローブも決まる。
エディ・バウアーのチノパンに出会ってから、服選びにかかる時間は激減しました。
毎日が楽なだけでなく、買い物の時間も減らすことができました。
10年は約3650日で、毎日10分の節約なら36500分。
これは約608時間。
さらに買い物にかけていた時間が減ったわけですから、相当の節約です。
まあ、浮いた時間を何に使うかのほうが本当は大事なのですが、それでも必要のないことに時間を費やさなかったのは良かったです。
ちょっとしたことが生活を変えて、人生も変えれるなんていったら大げさですが、習慣を作るよりも環境を変える方が楽なので、服の見直しっておすすめですよ。
くまてつでした。