
くまてつ@中国です。
macOSにてWindowsのアプリを動かすことができる素敵なユーテリティ「Crossover MAC 16」は、日本代理店販売が終了し、今は公式サイトよりの購入となっています。
Discover how easy it is to run Windows apps on Mac and Linux with CrossOver.
この公式サイト、接続する国が違うと販売価格が違うようです。
確認してみた所、日本から接続しますと59.95USDと表示されます。
しかし中国より接続しますと、145RMBとなります。
つまり日本から購入すれば約9000円、中国から購入すると約2,500円となるって話です。
同じアプリを購入するのに、これだけの価格差があるとなんだかなと思う気持ちもありますが、ビジネス上の戦略があっての価格設定だと思いますので仕方がないです。
とはいえ、年のほとんどを中国にいるわたしが日本の価格で買うのはなんだか気分も悪いので、中国滞在中にこれを購入できないか試してみました。
中国からCrossover Mac16をお安く購入する方法
外国人には無理でした。
結論からいいますと、中国国民でなければこの金額で購入することができないようです。
決済画面に進みますと「アリペイ」つまり「支付宝」を使って支払うように求められます。
わたしも中国にて登録してある「支付宝」を持っていますので、これは楽勝と思いQRコードをスマホの「支付宝」アプリにてスキャンしてみたのですが、決済寸前でエラーがでます。
中国語のメッセージによると、身分証明書を登録しろと言っているようですので、中国の携帯電話とパスポートの番号にて登録しようとしました。
すると、登録は出来ているようですが、やはり決済は出来ませんでした。
特に使用条件に中国国籍であることは記載されていないように思いますが、どうやらココで選別しているようです。
中国人のお友達に決済してもらってみた。
とはいえ、日本に今はいませんし、すぐにでもCrossover Macを使ってみたかったので、中国人のお友達に事情を話してかわりに決済してもらうことにしました。
彼女のスマホにて支払いのためにでてきたQRコードをスキャンしてみると、あっけなく決済終了。
わたしが登録したメールアドレスに公式サイトよりログインするようにとのメールが届きました。
というわけで、中国にいなければこの価格でCrossover Mac16を購入することはなかなか難しいと思います。
余談ですが、中国で個人間のお金のやり取りはとっても簡単。
支付宝や微信支付といったスマホアプリを使えば、互いにネット経由でお金のやり取りを行うことができます。
わたしも微信を使ってその場で支払いをしてくれた友人に145元を支払っておきました。
最近の若者は財布を持ち歩かないって聞いたことがあります。
それくらいこの決済方法は便利です。
スマホの電池がなくなったらそこでゲームオーバーですが・・・
できれば代理店販売の復活を希望します。
ドル決済は円安のときには不利ですしね。
Crossover Macは性質上、必要であれば高くても買うというアプリだとは思います。
でも、他の選択肢もないわけではありませんので、あまり高いと別のアプリを選ばざるをえないとも思います。
個人的には使えるアプリだと思いますので、できれば日本代理店にて安定した価格にて販売してくれると個人的には嬉しいかなって思います。
くまてつでした。