
くまてつ@中国です。
ここ中国ではネットを使うならVPNは必須です。
スマホでもタブレットでも、PCでもMACでも例外なくVPNがなければ、困ったことになります。
何が困るかって、ここに書くのははばかられるのですが、私を信じて中国に来る前にVPNを準備しておくような素直なあなたはきっとうまくいくと思いますよ。
ってなわけで、最近愛用しているかべネコVPNさんが「L2TP」(正式名称:L2TP/IPsec)に対応しましたのでご紹介します。
今まではPPTP方式にて接続可能だった。
そもそもPPTP方式ってどうなの?
これがわからなかったので、調べてみますと・・・
- マイクロソフトが開発した技術
- だからWindowsとの連携に強い
- セキュリティレベルは普通
- 安定性が高い!つまり速度がでる
ということらしいです。
どんな人にお勧めなのか?
わたしのように、安定して日本のサイトを見たいとか、メインマシンがWindowsであるならおすすめになると思います。
もちろんMACでも問題なく使えますし、ほとんどのルーターでもトラブルなく使えるようですから、一般におすすめできる方式になるのでしょう。
新しくかべネコVPNに加わった「L2TP」って?
PPTPとL2TPの主な違いとは?
違いはたくさんありますが、使い勝手に直結するような大きな違いはなさそうです。
こちらも・・・
- WindowsやMACその他のデバイスに簡単に接続できる。
- セキュリティレベルはPPTPに比べて強い
- だからフリーWi-Fiなどを利用しているならL2TPの方がおすすめ。
となりそうです。
しかしiOS10になってから、決定的な違いが生じました。
それは・・・
iOSではPPTPは使用できなくなり、L2TP方式での接続が求められるってことです。
こうなると、PPTPのみを提供しているVPN業者さんと契約している、iPhone、iPadを使っている方はサービスを利用できなくなるってわけです。
というわけで、かべネコVPNさんはいち早くL2TPに対応されたわけですね。
これは助かります。
くまてつ的まとめ:備えあれば憂いなし
なにごともそうですが、緊急事態になってから対処するよりも、普段から問題が起きそうなことを予測して対応する方が結果的に楽できます。
とくにわたしのように、自由に暮らしつつ、パソコンとネットを頼りに仕事をして外国生活している者にとっては、とりわけトラブルを発生させない努力は欠かせません。
だって、トラブったときに緊急の案件があれば、それはコスト度外視で対応せざるを得なくなりますので・・・
場合によっては、数百円の仕事のために、飛行機で日本まで戻り、作業を完了させてまた中国へ帰らなくてはならないなんて事態も発生しかねません。
そうならないためにも対応の早いVPNや、その他のサービスを見つけて普段から使っておくことは大切と思います。
くまてつでした。