
くまてつです。
中国生活に必要なもの。
それは電気自転車です。
これがあれば公共交通機関をパスして自由の翼を手に入れることができます。
ここで最初に中国の電動自転車について説明しておきたいと思います。
ここが凄いぞ中国の電動自転車!
漕がすに走るよ!可能走行距離は約30km!
一度の充電でおおよそ30キロほど走行することができます。
自転車ですから、近所をうろうろとするには十分な走行距離です。
買い物に行ったり、仕事に行ったり、駅まで移動したりするのがとっても楽になりました。今まで汗をかきつつの移動でしたが、今は全く苦になりません。日焼けはものすごくしますけどね。
最高時速はおよそ30km。素晴らしく快適。
普通の自転車でも頑張れば時速30キロほどでの走行は可能です。
でも中国の自転車はバイクのようにアクセルをひねれば静かに加速して30キロ程度まで加速します。
暑い日も漕がすに進めるのでとても便利です。
二人乗りでもさほど速度の低下を感じさせず走行できます。
これはとっても便利です。
コストは1,850元程度でお買い得。(約28,800円)
購入コストは1,850元でした。
日本のそこそこのタウンサイクルを買うのとほとんど同じ価格ですね。
GIANTやメリダといった台湾系自転車メーカーの入門モデルがこちらでは2500元程度で売っていますので、1800元というのは自転車としてもお安い価格になると思います。
今までバスで移動していましたが、今は自転車になったおかげでかなりの時間の節約となりました。
計測してみたところ、今まで家から30分かかる場所が、10分程度で付くようになりました。
往復で40分ですので、これは地味に効いてきます。
ここが問題。中国の電気自転車。
音もなく走るので事故が心配。
軽いモータ音だけで走る電気自動車。
まったく気配を感じさせずに、走行できます。
何度か後からくる電気自転車にひかれそうになりました。
これは事故に気をつけないといけませんね。
ブレーキが凄くきかない。
自転車にバッテリーとモーターを追加した電気自転車は結構な重量です。
またフレームも鉄製でしっかりとしていますので、剛性は安心ですがブレーキの性能が追いついていないので急制動は苦手です。
以前、BMWに突っ込んだこともありますので、ここは車間距離をとっての運転が必要ですね。
もしかすると突然禁止になるかもしれないリスク。
中国の大都市は電動自転車を禁止することがあります。
すでに広州市は電動自転車を禁止しています。
今、わたしが住む街は今のところ問題ありませんが、いつ変化するかはわかりません。
そうなった場合は・・・
また考えないといけないでしょうね。
加えて、自転車のバッテリーの電圧によっては違法車両になるものもあるそうです。
見た目がスクーターのような物や、大型のバッテリー72V以上のものは取り締まり対象で、たまに没収されることもあります。
でも相当数が走っていますので、ここも実際のところどうなっているのか?わからないのが実情です。
くまてつ的まとめ:中国の乗り物は面倒くさい!
いつ取り締まり対象になるかわからない電動自転車
とても便利な電動自転車ですが、いつ取り締まり対象になるかわかりません。
広州市は電動自転車を禁止したと同時に自転車置き場などを撤収しました。おかげで町中で2輪を見かけることはありません。
そうなると混み合うのが地下鉄とバス。
いつも人だらけです。
電気自転車は便利ですが、交通規則も守られずそれはそれで危ない。
規制の対象になるのはよくわかりますが、物事を整理して扱うのが苦手な場所で先に規制を強化するとたいてい大変なことになります。
このようなシステムはとっても面倒くさいです。
でも、使えるうちは便利に使っていこうとも思えます。
くまてつでした。