
中国出張アドバイザー。くまてつです。
2016年に入り、日本国内でもSIMフリーのスマホが充実してきました。
しかも1万円台から購入できるものもあり、本当にスマートホンが身近な存在になってきましたね。
もちろん月々の通信コストを下げるのにも有効なSIMフリー携帯の活用ですが、もしあなたが中国への出張をたびたび経験するような方であれば、是非ともSIMフリー携帯を買い、そして中国のSIMにて運用することをお勧めします。
その理由を3つにまとめましたので、一つずつご紹介しますね。
その1:中国の通信費は恐ろしく安い!そもそも買わない理由がない。
中国でSIMを購入したいと思う場合、街のSIM屋さんにて購入できます。
また道ばたにあるキオスクのようなお店でも購入できます。
一般には電話番号のリストのようなものを見せてもらい、好きな番号を選べます。
良い番号と言われるものは高値がつけられていますが、実際できることが同じですので、安いものを選べば良いと思います。
リストの最初に月々のコストと使えるデータ量が記載されていますのでそれを見てください。
わたしの契約したSIMは中国移動のもので、毎月15元でSMSは使い放題、そして中国国内と契約した省内で使える300Mのデータがセットとなっています。
15元は270円ですから、通信コストはほぼ無視できる程度のものです。
ちなみにSIMを購入したときの代金のうちの一部が通信費としてチャージされていますから、SIMを買って指せばすぐに使えます。
電話番号さえあれば色々な人と連絡先をやりとりできますので安心感が違います。
スマホの翻訳機能をつかって簡単なメールを送ることもできますよ。
そしてなぜかスマホからはgmailは送受信できます。
その2:中国のKFCやスタバ、マクドナルドのFREE Wi-Fiは携帯番号がないと使えない。
フリーで使えるネットが多数ある中国ですが、多くが登録制です。
それでフリーWi-Fiを使用するにあたり、携帯電話の登録が求められます。
そしてメールで送られてくるパスワードを入力することにより初めてネットが使えるようになります。
ですから携帯電話がないと不便この上ないです。
その3:百度地図やWECHATなど使えるアプリにて移動やコミュニケーションを楽にできる。

百度地図などのアプリをインストールすることで、迷子にならずにすみます。
このアプリはとっても便利で、公共交通期間の情報なども詳しく説明してくれます。
タクシーに乗っている時にアプリで確認すればどのルートを通っているかも確認でき安心です。
さらにWECHAT(中国のLINEのようなアプリ)を入れておけば、知り合った中国人と連絡先を交換したりできます。
わたしは買い付けの時に気に入った製品があれば、担当者とWECHATのIDを交換して、その製品の情報を写真で送ってもらうようにしています。そうすれば次回の訪問時に迷子にならずにすみますし、日本に帰ってからも連絡を簡単にとることができます。
というわけでSIMフリースマホの購入はいかがでしょうか?
くまてつが欲しいと思っているSIMフリースマホは?
今でもiPhone5sを使っていますから・・・
やっぱりiPhoneSEでしょうか?
お値段も手頃で使い慣れたサイズ。5sが調子悪くなったらきっと買ってしまいます。
Nexus5の電池が持たなくなっているので、これも魅力。
とにかく丸一日使っても使い切れないバッテリー容量。
ゲームはしませんので、ハイスペックはかえって邪魔になります。
これで現時点で30,000円程度で購入できるとは良い時代になりました。
おそらく中国ではものはすぐ壊れるので安いものも魅力。
安物買いの銭失いはもう古いのかも。
また中国ではものが壊れるスピードが日本とは違うような気もするので、安いもの購入し不具合が出たら買い直すっていうのも一つの方法かもしれないです。
くまてつ的まとめ:2-3回中国に出張してモバイルルータをレンタルするなら携帯を買おう。
適当にネットで検索してみましたら、中国で使うことのできるモバイルルータのコストは、1日あたり3G回線であれば490円。4Gであれば980円です。
5日間の出張を3回繰り返せば、3Gの場合は7,350円。4Gの場合は14,700円となります。
安い携帯とセットであればレンタル料で自分の携帯番号を取得できるのはメリットですね。
もしお手持ちの携帯がSIMフリーのスマホであれば100元(1,800円)程度でメリットを満喫できます。
でも中国でSIMを買うのはいくらか注意が必要ですので、そのことはまた次回ご説明します。
くまてつでした。