中国出張スペシャリスト。くまてつです。
写真は2012年東莞(ドンガン)出張の様子です。
出張に同行してくれた中国のビジネスマン、劉さんも東莞(ドンガン)に1泊しましたが、荷物が少ないですね。出張時に荷物が少ないメリットは数え切れないです。
ところで、このシリーズも3回目となりました。
先回は4日以内の出張に必要なものをまとめてみました。まだお読みでないならそちらの記事も参考にしてください。
中国出張25回のわたしのお勧め。4日以内の出張に必要なもの – IRON-BEAR.COM
4日間以内の出張は荷物が少なくて、とっても楽ですねって思われると思いますが、5日目以上の出張も大して荷物の量は変わりません。
気をつけなくてはいけないのは別のポイントです。
中長期の出張時に気にすべきなのは同じホテルに何日連続で泊まるか?
毎日ホテルが変わる場合は、日数分の着替えのセットが必要。
当然のことですが、夕方にチェックインして、翌日にはチェックアウトします。
そうなると洗濯することは不可能となります。
もし毎日ホテルが変わるような予定が組まれているのなら、あきらめて日数分の下着のセットと必要に応じた着替えを持ち込みましょう。
まあ、そんな出張の予定はなかなか無いと思います。
2泊以上、同じホテルに泊まるのであれば洗濯することをお勧めします。
2泊するということは、初日の晩に洗濯することが可能ということになります。
それで会食で遅くホテルに帰ってきたとしても洗濯することをお勧めします。
そうすると、翌日の夜にホテルに帰ってきたときには洗濯は乾いています。
これが徹底できるのであれば、2セットの下着を持ち込めば十分です。
移動日には洗濯できませんが、2セットありますのでぎりぎり足ります。
夜に洗濯する自信の無い方は、朝に洗濯してもなんとか夕方には間に合うと思いますよ。
つまり、洗濯することが前提であれば、荷物は4日間以内の出張より少ないかもしれないってことです。
4日間以内の出張では洗濯することを考えていませんので、3日分の着替えを持ち歩きます。
しかし、洗濯すれば2日分ですみますので、1日分少なくなります。
でも洗濯の装備が増えますので、そこは比較検討してみてくださいね。
ホテルで洗濯するときに必要なもの。
洗濯用ピンチハンガーと洗濯ロープ。
100円ショップでも手に入れることができます。
できるだけ小さくて軽いものを選んでください。
靴下と下着を2日分干せれば十分です。
この製品も良いと思います。
さらに洗濯ひもも持ち込みましょう。
これにピンチを追加しても良いですね。
ピンチも持ち込むのであれば、洗濯用ハンガーピンチは持って行かないって選択もできると思いますよ。
これらがそろえばとりあえず洗濯できます。
さらに楽に洗濯を完了させるために追加したいアイテム類。
たいていホテルの風呂場に洗濯コードがありますのでそこに干すというのが一般的です。
しかしホテルの換気扇機能が弱かったりすると乾ききれない場合もあります。
それで室内に洗濯を干すということにチャレンジしましょう。
このフックがとんでもないところは10キロまで耐えるってことです。
2個準備しておいて、磁石が着くところにこのフックを設置してロープを張れば、問題なく洗濯を干すことができます。しかし、ホテルの室内に水が滴るような状態で衣類を干しますと、怒られますのでこれも追加しましょう。
強力に水分を吸い取ってくれますのでとっても便利です。
このタオルがなくてもホテルの客室に備え付けられているバスタオルに衣類を挟み、足で踏んで脱水すれば、水分をある程度取り除いてくれます。
でもタオルの予備がなかったりすることもありますから、自前でこのスイムタオルを追加しておくのも良いと思います。
もしホテルにベランダがあり、良い天気であるのであれば外に干すこともできますが、今まで中国のビジネスホテルでベランダがあったことはありませんので、こちらは期待できませんね。
5泊以上の出張に必要なモノのまとめ
2泊以上、同じホテルに泊まる予定なら(1泊で移動することがない場合)
- 3セットの下着
- 2セットのビジネスシーンで問題のないシャツ 2セット
- 夜出かける際に着ることができるようなシャツ、もしくはTシャツ 2セット
- 洗濯に必要な道具
このあたりが必要になると思います。
1泊でホテルを移動する予定が含まれる場合は?
ホテルで洗濯するには、最低限2泊必要です。
そうしないとしっかり乾燥させることができません。
というわけで、どのタイミングで洗濯できるかを検討して、必要最低限のものを持ち込むようにしましょう
洗濯するって決めた日には、どんなに辛くても洗濯するようにしましょうね。
比較的買い物に困らない都市へ出張なら・・・
使い古した下着を持ち込み、処分しつつ新しいモノを買いましょう。
以前に洗濯するタイミングを逸してしまい、着替えがなくなってしまったことがありました。
しかし広州東駅の横にあるイオンにて購入し事なきを得ました。
最近ではユニクロやH&Mなどもよく見かけますから、購入することも問題ありません。
使い古した下着や靴下を使い、洗濯せずに捨て、無くなる前に購入して着替えるのも一つの方法です。
でも東莞(ドンガン)のような地方都市であれば、買い物は本当に面倒くさいので、この方法は使えないと思います。
くまてつ的まとめ:とにかく荷物は少なくしよう。
中国国内での移動はとっても大変。

どこも人であふれています。
駅もバス停も道路もそうです。
そこに大きな荷物をもって移動することを想像するだけでため息がでます。
ですから、できればブリーフケースと機内持ち込みサイズのスーツケースのレベルで移動することをお勧めします。
洗濯する手間など小さなことに思えるほど、出張が楽になると思いますよ。
くまてつでした。